目利き食道産地レポート 夏の養殖場美味い「ぶり」育ってます!!~ぶりを育てる職人たち~2

ぶりが養殖されている沖へ

早速「ぶり」職人たちと養殖場に向かう

取材当日は7月、太陽が照りつける好天。
早速船で宿毛湾沖合のぶり養殖場を案内してもらいます。
船を操るのは宿毛一のイケメン「ぶり」(有)吉村水産の吉村専務(当時)。
若きぶり養殖のプロ、その姿にはぶりも男も惚れます、たぶん。
船で10分程で養殖場に到着。
そこにはたくさんの生簀が設置されています。

ここで「ぶり養殖」についてその流れを少し。
養殖ぶりは

・春(4~5月頃) モジャコ漁 ⇒ 生簀入れ

・養殖ぶりとして育てる(翌年9月ごろまで) ⇒ 活漁船で加工場へボートで出荷

・加工され、「商品」として出荷

という流れでスーパーや私たちのようなショップに流通します。
ここ宿毛ではぶりの赤ちゃん、「モジャコ」その大きさ1~5gの時から4.5Kg~5Kgまで育てます。
夏のこの時期は2Kg程度。
これから秋冬へ向けてぶりのサイズになるよう育てます。

ぶりに餌やり、給餌(きゅうじ)

生簀にいるぶりにどうやって餌をあげるのか?
はい、「給餌(きゅうじ)船」まさに呼んで字のごとく餌を供給する船があります。
その給餌船から餌を自動で生簀に向かって与えます。

もう少し写真を拡大してみましょうか。

ぶりの餌は魚粉や栄養素を含んだ固形のものです。
飼料メーカーが日々魚の状態を見ながら改善されています。
ここで実際の餌やりを動画でご紹介

※音が出ます

【次ページへ続く】ぶり養殖のスペシャリストたち ~餌食いを見ればすべてがわかる~

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